湘南の魚のうまい店
一尾の魚に、漁師の誇りと
食堂の覚悟が宿る。
港で生まれる一皿
──漁師と町をつなぐ、平塚の港食堂

平塚には港があり、漁があり、新鮮な地魚がとれる。 しかし、その魅力を知らない人も多い。
「漁師の誇りである地物の魚を、最も近くで受けとめ、その恵みを美味しい一皿にする。」 そう語るのは、『平塚漁港の食堂』を運営する(株)ロコロジ代表・常盤嘉三郎氏だ。

魚を“安く使う„のではなく、
“正しく扱う„
大箱で行列ができるほどの店だからこそ、多くの魚を集められる。 「港の隣だからこそ、鮮度に妥協はできない。 鮮度だけでなく、地元の魚を真に美味しく提供することにも妥協はしない。」それが常盤氏の信念だ。
水揚げされた魚は、最短距離で最高の鮮度のまま届けられ、最適な調理が施される。 安さにこだわるのではなく、魚の質に見合った適正な価格で仕入れることにこだわる。 それが、美味しい一皿を安定かつ適切な価格、漁師も店も誇りを持てる「プラスの循環」につながるという。
海と共に動く台所
常盤氏は、食堂に美味しいものを求めてやってくるお客様のために、 天候や潮の変化による不漁にそなえ、魚市場の仲買や港の漁師とのネットワークを大切にしている。 「こんなのが入ったよ」と届く一報は、信頼の証であり、漁師にとっても誇りとなる。
低利用魚の課題にも早くから取り組んできたが、その難しさも率直に語る。 それでも、魚を知り尽くした手と目で、どんな魚も“定食の主役„に変えていく。
毎日変わる7〜8種類の定食

食堂の楽しみは、魚の種類によって成り立つ日替わり定食。 毎日7〜8種類が並び、海の恵みに合わせて献立が変わる。 ここは、“漁と直結した生きた台所„であり、“漁師と消費者をつなぐ場所„。「皆が喜ぶ台所」だ。
平塚市漁協とともに
この店は2014年に開店。 平塚市漁協が進める6次産業化推進事業との連携で生まれた背景がある。 漁協から土地と建物を借り、内外装は常盤氏自らが手がけた。 家賃を払いながら独立経営し、漁協の皆が応援する、まさに“港の心„そのものといえる場所だ。
地元の人に喜んでもらいたい
「東京や遠方からの予約で席が埋まることも多く、地元の方々に食事を提供できないこともある。 だからこそ、実は食堂のこだわりと美味しさを“受け取る„ことができるようにしている」と常盤氏。
さまざまな用途に合わせて作ってくれるお弁当やお刺身盛り合わせ、オードブルまで予約可能。 ぜひ、漁港の食堂をあなたの食卓へ。
[ご予約・お問い合わせ]
平塚漁港の食堂
TEL 0463-86-6892/050-5596-6193
定休日 水曜、毎月第1火曜・第3火曜
※営業時間内でも魚がなくなり次第、閉店する場合があります。
HP:https://www.jf-hiratsuka.org/gyokonoshokudo/gyokounosyokudo-info
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